9月17~19日、第38回全建総連主催・全国青年技能競技大会が群馬県高崎市「Gメッセ群馬」で開催されました。 今大会には全国30県連・組合から、満36歳以下の建築大工56人が参加し、全国一を目指し研鑽してきた技を競い合いました。埼玉土建からは、予選会を勝ち抜いた髙橋豊喜選手(越谷)と吉田亘選手(深谷寄居)が出場しました。前大会に引き続き、万全な新型コロナウイルス感染予防対策を講じた中での開催となりました。
競技課題の「四方転び踏み台」のを6時間の制限時間内にて行ない、2選手とも無事に作品を完成させました。結果、髙橋選手が2年連続となる『銀賞』を獲得しました。
大会の年齢制限により今大会が最後となる髙橋選手は、必ず金メダルを獲りたいと挑んだ大会でした。図面も作品も申し分ないほど上手く仕上がりましたが、金メダリストとは僅差の結果に悔しさを噛み締めながらも、「親方や講師の皆さん、切磋琢磨した仲間への感謝の気持ちと、この悔しい気持ちは技能グランプリにぶつけたい。」と語ってくれました。
また、今大会で4回目の全国出場を果たした吉田亘選手は、「今までで一番いい作品の出来栄えに感じたが、途中の寸法ミスに何も受賞出来ず悔しい気持ちでいっぱいです。来年こそは、必ずメダルを勝ち取りたい」と、次回の埼玉県大会に向けた決意を語ってくれました。